2008年11月19日水曜日

モンキーくんとの別れ。

モンキーを手放しました。




オークション用に撮影した画像です。
元々のエンジンは先に手放してしまい、CDなにすんんねん90のエンジンになっています。




モンキーくんとの最後のツーリング。志賀越え(山中越え)沿いのお地蔵様です。




可愛くて楽しくて、お気に入りのバイクだったのですが、手放さざるをえなくなりました。残念です。
で、CDもエンジンが無くなったので、とうとうTLRだけとなってしまいました。TLRはオールラウンドで使えるバイクなので、1台で充分なんですが・・・
ちょっと寂しい晩秋です。


2008年11月14日金曜日

バルブタイミング

4st.エンジンのメンテナンスをしてる人にとっては、当たり前の話ですが・・・
4st.エンジンは、カムチェーンによりクランクシャフトとバルブを押すカムシャフトを同調させていますので、これらの部品を組み付ける場合には、クランク側(フライホイール)のTマークを切り欠きに合わせた時に、カムスプロケの○マーク位置が真上にきてる状態で組み付けなければなりません。
これを怠れば、ピストンが上昇した時にバルブが開き(下がり)ピストンとバルブが衝突する事になります。また一山ズレるだけでもパワーダウンし高回転が回らなくなりますので、慎重に合わせます。
しかし、フライホイールのTマークが微妙に狂っていたり、取り付け時点でも多少ズレている可能性が有ります。また、チェーンの遊びや張力により僅かなズレも生じます。さらに、使用を続けることでチェーンの伸びも発生します。これら、ほんの少しの誤差が、バルブタイミングを狂わせる原因となります。
またヘッドの面研をしたり、今回のように下駄を履かせてカムシャフト位置が変わると、クランクシャフトとの距離が変わり、合わせマーク位置がズレてバルブタイミングが変わります。

私のCD50改90エンジンは、アルミのスペーサーでシリンダーを持ち上げて有り、スタンダードのCD90より0.4mm高くなっているんですが、(計算上です)カムスプロケットの位置がご覧のようにズレています。
カムチェーンテンショナースプリングが弱くてテンションが足りないのかもと思い、プッシュロッドを取り外してドライバーで押して見たのですが、カムスプロケの位置は変わりませんでした。
画像は加工後ですが、合せの○印位置は同じですので参考までに・・・




ええーい、仕方が無い!と、位置を合わせるべく何時ものようにヤスリでゴリゴリと削ったんですが・・・




(T_T)削り過ぎましたーっ!泣いてもいいですかーっ!最初の画像は削りすぎをそのまま付けてみた所です。
そのまま走ってみても、解りませんでしたけどぉ・・・




削ってから図面を作ってるようじゃ・・・いけませんね。
図面で確認したところ約7°ズレてましたので、7°ズレた位置に印を入れて、合わせられるようにしました。




1°や2°ズレたくらいでは感じないんでしょうが、7°ズレると分かります。アクセル全開部分が回りません。一山(スプロケが28Tなので、360°÷28で12.857°)ズレたら、かなりパワーダウンして高回転が回らなくなるんじゃないでしょうか?

んじゃ、今日はそんなような事で・・・


2008年11月2日日曜日

海外製 モンキータンク

今年の6月28日、急遽搭載した海外製(中国製?)新品タンクです。




乗らずにほったらかしになってました。2ヶ月ほどしてから覗いたところ、20年もののタンクのように内部は錆びだらけ、ガソリンを入れたら駄目なのでしょうか?
で、さらに2ヶ月経過。




給油したいのに、キャップがどうしても開けられません。
二重になってて、外側だけ空回りしてるようです。右へ左へ、あーだこーだと数十分。中指の皮は剥け血は噴き出てくるしで、とうとうプラスチックハンマーで叩きまくりました。
なんとかかんとか外したら、今度は締められません。
こんちくしょー!ありえねー!




締められないで諦める訳にはいきませんので、内蓋と外蓋の全周をエポキシで接着しました。キャップは何とか補修できた?ようです。
よし!と、コックを開いたら透明ホースの中を錆びが通過して行くのが見えます。(T_T)タンク内部の錆びを除去しなければ・・・




錆び取り1回目終了時点の内部です。この後さらにサンポールで錆び取りをしました。しかし、コーティングはしてませんのでまた直に錆びる事でしょう。

今回は本当に参りました。海外製がこんなに粗悪だとは思いませんでした。完全に、安物買いの銭失いです。
笑ってくれろー!