RS125やモンテッサCOTA等に使用されているイグニッションコイルを、CDなにすんねん90に付けてみました。
このコイルはHRCのレース用部品で、某社の雷神コイルのモデルになった物だそうです。レース用と聞くだけで、パワーアップしそうな気がしますねぇ。
まず、取り付ける為の配線を作ります。用意した物は0.75sqの緑線と黒線、イグニッションコイルと接続するための110型メス端子2個、CDとの接続のための250型オス端子1個とM5のアース端子です。
各々かしめて、収縮チューブで絶縁。
黒線の反対側はCDの黒二黄線と接続するため、250型オス端子をかしめ、緑線の反対側はM5のアース端子をかしめます。
出来上がった配線をイグニッションコイルに差し込み、隙間に防水目的のホットメルトを充填しました。
どちらをアースにしても問題無いと言う事でしたが、モンテッサCOTAに合わせてあります。
コイル部分の完成です。取り付け用の長ナット(M5/L20mm)を付けてます。後ほどM5のL15mmでなければならない事が判明。
左は元の穴を利用し、60mmのピッチで5mmの穴を開けて取り付けました。アース線は以前からの物です。イグニッションコイルだけの性能比較ですので、そのままとしてます。
エンジンのテスト始動も終わり、カバーを付ける段階でくだんの問題が・・・20mmの長ナットでは、コイルに当たって付けられないのです。再度外し5mmほどカットしました。
完成。
月曜日、♯90で60数km。回らねー!スタンダードのコイルでは、このセッティングで70kmほどでした。(50ccのメーターなので、60kmまでしか目盛りがないんですが・・・)
火曜日、♯88で60km辺り。更に回らねー!
木曜日、♯92で65km、もう少し回りそうでしたが車が多く回せず。
エンジンの始動は良好なんですが、元々始動性が良く劇的な変化は感じられず。
以上、一週間通勤に使った印象では、火花が強くなりエンジンが濃いガスを欲しがってるように感じます。
スタンダードのコイルでは、濃すぎて回らなかった♯92で回るようになったので、更に濃いセッティングを試してみなければならなくなりましたとさっ。
2006年3月31日金曜日
RS125イグニッションコイル
2006年3月26日日曜日
CDその後
キックをミスってクランクの逆回転を起こした時に、シリンダーに当たるカムチェーンの音がします。普通に走ってる分には気にならないんですが、何とかしなければなりません。チェーンのたるみにより、カムタイミングも少しずれてますからね。
原因はシリンダーが短いからなんですが、テンショナーアームがもう少し強くチェーンを押してくれれば改善されるように思えます。旧型のプッシュロッドとスプリングを使えば少しましだと言う情報も有ったのですが、試したところ大して変わらず、いよいよ本気で改良しようとスプリングを巻いてみました。
ノーマルのスプリングが0.55mmのでしたので、少し太い0.85mmのピアノ線にしました。
一発目は焼きなましをして製作。出来上がったものに焼入れをして、次に焼戻しをしたつもりだったのですが、しっかり焼きなまし状態。押したら縮んでしまいましたーっ!こんなのスプリングじゃねー!
今度は焼入れをしたまま焼戻しをせずに押したら、ポキッとあっけなく折れましたーっ!
温度が判らなねーっ!磁石がつかない温度が800度と言われても、真っ赤になってもくっ付くんですけどーぉ・・・ハンダが溶ける温度が焼戻し温度と言われても、細いピアノ線はすぐに真っ赤になるんですけどーぉ・・・
気を取り直して、硬いピアノ線をそのまま巻いてるのが上の写真です。余りに不出来だったので、完成写真は有りません。
何とかかんとか完成させてCDに組み込みました。結果はキックをミスった時に顕かになる事でしょう。
今日は、労多くして実り少なしでした。スプリングはスプリング屋さんで巻いて貰いましょう。
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