キックをミスってクランクの逆回転を起こした時に、シリンダーに当たるカムチェーンの音がします。普通に走ってる分には気にならないんですが、何とかしなければなりません。チェーンのたるみにより、カムタイミングも少しずれてますからね。
原因はシリンダーが短いからなんですが、テンショナーアームがもう少し強くチェーンを押してくれれば改善されるように思えます。旧型のプッシュロッドとスプリングを使えば少しましだと言う情報も有ったのですが、試したところ大して変わらず、いよいよ本気で改良しようとスプリングを巻いてみました。
ノーマルのスプリングが0.55mmのでしたので、少し太い0.85mmのピアノ線にしました。
一発目は焼きなましをして製作。出来上がったものに焼入れをして、次に焼戻しをしたつもりだったのですが、しっかり焼きなまし状態。押したら縮んでしまいましたーっ!こんなのスプリングじゃねー!
今度は焼入れをしたまま焼戻しをせずに押したら、ポキッとあっけなく折れましたーっ!
温度が判らなねーっ!磁石がつかない温度が800度と言われても、真っ赤になってもくっ付くんですけどーぉ・・・ハンダが溶ける温度が焼戻し温度と言われても、細いピアノ線はすぐに真っ赤になるんですけどーぉ・・・
気を取り直して、硬いピアノ線をそのまま巻いてるのが上の写真です。余りに不出来だったので、完成写真は有りません。
何とかかんとか完成させてCDに組み込みました。結果はキックをミスった時に顕かになる事でしょう。
今日は、労多くして実り少なしでした。スプリングはスプリング屋さんで巻いて貰いましょう。
2006年3月26日日曜日
CDその後
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