2006年10月1日日曜日

ニードルピンの製作

久しぶりに雨の日曜日。何もしないのも癪に障るので、CDなにすんねん90のニードルピンを製作しました。
いたって普通に走るんですが、アクセルの明け初めが濃く以前から気になってました。しかし、ニードルのクリップ位置は最上段で、これ以上薄くは出来ません。もう一段有ればいいのに・・・




と言う事で、製作します。
何時もの事で、用意してある3mmの真鍮棒を長めに切り出し、準備完了。




先ずはノーマルピンの測定とマーキング。測定と言ってもマイクロゲージを持ってる訳は無く、ノギスです。いい加減と言えばいい加減ですが、もしミクロン単位で測定出来たとしてもその精度で加工出来る筈も無く、これでイイのだー。




で、真鍮棒をドリルにくわえてガリガリ削ります。ドンドン削ります。やっぱり削ります。




こんな感じ。まだまだ削ります。しっかり削ります。ちゃっかり削ります。




仕上げは目立てヤスリで、一生懸命削ります。




結構正確にコピー出来ました。(他人がなんと言おうと、私はそう思いたい)
後は、クリップ用の溝入れです。ノーマルピンの最上段を、オリジナルピンの4段目にしてみます。




目立てヤスリで印を入れ、糸鋸で溝を切ります。純正品のピンより微妙に溝幅が広くなりますが、今まで問題は感じません。




完成!です。先端の尖がった部分はコピーしませんでした。
燃料が平らな部分に当たり細かくなると聞いたもので、スタンダードピンでも尖がった部分を削ってる位ですからね。




今日は雨で走れませんが、今週はこのピンで通勤してみます。
結果は後日追記しますので、待ってて下さい。もちろんの事、4st.ツーリングもこのピンで参加する予定です。

「10月3日追記」
月曜日:ノーマルピンの最上段がオリジナルピンの4段目なので、(設定では)きっちりコピー出来たのかを見るために4段目で始動。(チョークは使用しません)ノーマルピンでは一発始動できたのですが、5~6回かかり、アクセルを2回程あおればスタート出来たものが、なかなかスタート出来ず、暖気に時間がかかりました。同じでなければならないのですが、少し薄過ぎましたね。しかし、削りすぎで濃く成ったのであれば元の木阿弥で問題ですが、薄いのはもう少し削れば良いだけですので、大した問題では有りません。
火曜日:5段目でテスト。一発始動でした。暖機もほとんど必要無くノーマルピンの最上段とほぼ変わらず、ほんの少し薄い感じ。ほんの少しで、気温が下がったからかも知れません。
このままで充分と言う感触です。が、予定では3段目でベストセッティングのつもりだったので、もう少し削るか4段目でスロージェットを1サイズ大きくするか思案中です。


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