通勤に使用して2週間、やはりノーマルキャブレターではもの足りません。スムーズに回るのですが、どうもトルク感が無く加速も悪いので、手持ちのにPC20に交換します。
マニホールドはCD90用を取り寄せました。50用と比べるとかなり太く、パイプ部分の厚みもたっぷり、アルミの塊って感じです。アルミなのに重い。ホンダさん、オーバークオリティじゃないですか?
キャブ側エンジン側とも、段差を取る為にかなり削りました。
PC20が3個有るんですが、全部フロートがパンクしてます。3個とも何のキャブなのかさっぱり分かりません。XLR80Rのパーツリストを見るとPC20のようなので、XLRのフロートを注文しました。このフロートを取り付けてみると油面は19mm。マニュアルによるとXLR80Rの油面は21.5mmになってますが、このままいってみます。
ジェットも取り外してあったので、とりあえずM.J.は手持ちで一番薄い82番。スローは40番を組み込んでおきました。
インレットパイプガスケットを注文し忘れたので、0.8mm厚のパッキン材から切り出しました。0.3mmと0.5mm厚が欲しいんですが、最近売ってませんねぇ。
ノーマルのスロットルケーブルのインナーワイヤーが短いので、使い古しのTLR200のインナーワイヤーで製作します。
2本ともスロットルバル側の抜け止め?のハンダを溶かし引き抜きます。簡単に抜けます。CDのアウターにTLRのインナーワイヤーを通し、CDのワイヤーより2cm長い部分に予備ハンダします。(そのまま切ろうとすると、なかなか切れないんですが、ハンダをするとワリと簡単に切れます。ワイヤーの解れも防ぎます)新品のワイヤーだったら簡単なんですが、油の染み込んだ使い古しはなかなかハンダがのりません。パーツクリーナーで油分を除去し、ヤスリをかけフラックスを付けまくります。
2cmの所で切断し、抜け止めのパイプをコテで暖めながら、元通りに差し込めば出来上がりです。今回は2cm長くしたんですが1.5cmで良かったかもしれない。
ご覧のようにアクセルワイヤーは簡単に作れるんですが、力のかかるブレーキワイヤーやクラッチワイヤーは純正をそのまま使いましょうね。危ないですから。
完成です。
エンジンをかけると今までに無いトルク感。いい感じです。エアースクリューを調整してみると4分の3回転戻し辺り、スロージェットを42番に変更。これで1回転戻し辺り。しかし、アイドルスクリューを全ゆるにしてもアイドリングが下まで落ちません。スロットルバルブにかなりの磨耗が見られ、気になるところです。クリップ3段目でテスト走行。開け始めからもたつく感じで、2段目に変更。開け始めが更に悪化。4段目にしてみると、アクセルを開けても全く回転は上がらずアイドリングのまま。2段半にしてみる。今までの中では一番スムーズ。だが、違う。こうなるとM.J.しか有りません。85番か88番を試したかったのですが、手持ちが90番と92番しかなく、濃すぎると思いながら90番を入れた所、これがバッチリでした。油面が低いので、これくらいの番手になるのでしょう。
これで下から上までスムーズに回る様になり、これで良いと言えば良いのですが、92番も有るしスロットルバルブも気になりますので、来週辺りに再度セッティングしてみようと思ってます。
2006年1月22日日曜日
ストロークUP その後
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