2005年12月30日金曜日

ストロークUP その15

断線オールナイッ こぉとばにすれば~♪ 断線オールナイッ ウソにそぉまる~♪




断線オールナイッ こぉのままずーっとぉ♪ して置く訳にもいきませんので、直します。
エナメル(違うけど)をカッターナイフで剥がして予備ハンダ。載りが悪いので、少しフラックスを使いました。予備ハンダが出来たら、収縮チューブを通してハンダ付け。簡単ですね。




こんな感じに仕上がりました。付き合わせで持つのか心配ですが(振動で外れたりしないか)仕方ないですね。後は収縮チューブを被せて絶縁すれば出来上がりです。




修理完了です。
電気も直り、テスト走行に行ってきました。心配だったチェーンの音もせず、静かな良い音がしてます。回転もスムーズです。余り回して無いので低中速しか分かりませんが、あのピストンとダックスヘッドの組み合わせであれば、もう少しパワーが出る筈。もう少しセッティングしてみます。


2005年12月29日木曜日

ストロークUP その14

待望のピストンが手に入りました。




期待以上のピストンです。細部まで丁寧に造り込まれ、純正以上の仕上がりです。ウツクシィー!




この盛り上がりにCLIPPING POINTのやる気を感じます。




連結してみました。(嬉しがりです)
左からダックス70、CLIPPING POINT、カブ70改です。ピンから肩まではカブ70と同じですが、肩からの盛り上がりが、ダックス70さえも凌いでます。本気ですねぇ、このピストン。
眺めて楽しむのは程々にして、さっそく組み込みましょう。




これほど盛り上がったピストンだと、バルブやプラグとのクリアランスが気になります。手元にはφ1mmのハンダしか無かったので、3本を束ねました。ノギスで測ったらちょうど2mm。ガムテープで固定しヘッドを組み上げます。最初は、手でフライホイールを回し確認。当たってる感触は無いので2,3発キーック!(よーし、今日はこれぐらいにしといたらぁ)




再びヘッドを外し確認。ふむふむ、少しガムテープが剥がれてるだけ、何にも当たった痕跡は無し。2mm以上のクリアランスを確保出来てますね。良しとしましょう。
じゃ、次いってみよう。




とっても気になる、圧縮比も調べて置きましょう。
ガソリンが漏れないように、ピストンとシリンダーの隙間をグリースでシールし、ヘッドを組み上げます。




バイクを寝かしてガソリン注入。9.8cc入りました。
85.8cc+9.8cc=総容積95.6cc 95.6cc÷9.8ccで圧縮比は9.75です。やったーっ!これで完成!と言いたい所ですが、こんなに圧縮があるのならカムチェーンの張りをもう少し良くする為に、もう一枚ベースパッキンを入れてもいいかなと、再度バラして追加しました。今日は何回組んでるんだろ、手間ぁ取らせやがって。
さて、カムタイミングの確認を。やっぱ、ちょっとズレてますねぇ。ステーターベースを外してテンショナーの確認を・・・と。
ここで、やっちゃいました。
手で引っ張ってもビクともしないので、3番ドライバーでピックアップコイルの取り付けステーをこねたらその部分だけしか浮かず、押し込もうと手元のマイナスドライバーを当てがって叩いたのがまずかった。左手はコイルを引っ張り右手は金槌、ステップの上にマイナスドライバーを置きコンと一発。ネジから外れてドライバーが落ちました。その時にコイルを傷つけたとはつゆ知らず。るんるん気分でタペットを調整し、かる~くキック。一発始動でした。アイドリングが少し高くなったので調整し、ふと見るとニュートラルランプが点いてない。さっきので抜けたなーっ。仕方が無い後で差し込もうと、気にも止めず。それより買い物がてらテスト走行に出ぱーつ!家を出てすぐに右折。ウィンカーを出したら、「えっ、点かない」 ヘッド、点かない。ブレーキ、点かない。「やってもうたーっ!」
テスターで確認。黄線、白線とも導通無し。切れてる。切れてるよぉ。あーあ、まーたフライホイール外すのかぁ。CDはステップが邪魔して外しにくいねん。ブツブツ。パッコン。切れてる。やっぱり切れてるよう。見事に切れてるよう。ホルマール線だかウレタン線だか知らないが、切れてるよーっ。日も暮れてきたし、明日にしよーっと。


2005年12月27日火曜日

ストロークUP その13

今日クリッピングポイントさんからお電話を頂きました。このブログ日記を見て、余りにムチャクチャな事をしてるので心配になられた様です。そうです。クリッピングポイントさんのおっしゃる通りです。もっと普通の組み合わせで組むべきなのです。ホント、いい歳なんだから大概にしないとね。
商売だから儲かれば良いんだい、鉄筋なんか減らすんだもん、地震なんて知ったこっちゃ無いし、建てちゃえ売っちゃえと言う世の中、商売抜きでご心配いただき、本当に有難うございます。また、貴重な情報、アドバイス本当に有難うございました。
自己責任で安全に組み上げる所存ですので、何卒ご容赦下さい。


2005年12月26日月曜日

ストロークUP その12

わーはっはっは。やったー!私はやりましたーっ!! 有りました。有りましたよーっ!47φでヘッドの盛り上がったピストン。
これで(CDなにすんねん90)がパワフルにダイナマイトに完成します。いやー嬉しいっすう。
昨日、CDなにすんねん90に使えるボアアップキットは無いかしらん、とオークションを見てたらハイパワー72ccキットなる物が出てました。72ccと言えば47φじゃん。さっそくクリックして写真を見てみたら、盛り上がってますっ。盛り上がってますよーっ。あなたーっ!(ハイハイ)
メーカーは大阪のクリッピングポイント。H.P.を覗いて見たら、普通の72ccキット(ヘッドがぺッタンコのやつね)とハイパワー72ccキットが・・・盛り上がってる、盛り上がってるよーっ!ねーっ、きみーっ!(ハイハイ)
偉い!立派!しかーし、ピストンキットが何処を覗いても無い!駄目元で問い合わせをしてみたら、今日返事が有りました。ピストンとリングのセットが7,875円どえーす。代引きの手数料と送料を合わせて8,875えーん。
もちろんお願いしました。タウンメイト80のピストンが無駄になりますが、このピストンなんですよ私が捜してたのは、見過ごす訳にはいきません。明日か明後日には届く筈。29日には完成ですたい。


2005年12月24日土曜日

ストロークUP その11

47φのピストンを調べてみたところ、一車種だけ有りました。ヤマハのカブ、タウンメイト80です。早速取り寄せて調べて見ることにしました。ピンハイト(ピストンピンから肩まで)が、1mmでも高いと良いのですが。期待して待ちましょう。 本当はブログ日記らしく、溶接で盛り上げて圧縮を上げたいのですが、お世話になってるバイク屋さんのアルゴンガスが切れてて、何時入るのかも分からず今回は断念せざるを得ません。もし、タウンメイト80のピストンが駄目な場合は、社外品のピストンを使いさらに排気量アップするしか有りません。
ダックスヘッドは、タケガワのレギュラーヘッドやキタコのSTDヘッドとほぼ同じですので、47φにこだわらなければピストンも手に入ります。もし47φにこだわって、オリジナルピストン製作をカンリンに依頼すれば、4、5万かかる事でしょう。ボアアップKITなら25,000円で済みます。残された道はそれしか無いようです。
が、恐ろしい事に105cc!になっちゃいます。元の排気量の2倍以上!クラッチが持ちませーん!オイルクーラーも必要になるかも・・・どうするんですかーっ!!どうしたら許してくれるんですかーっ!!


2005年12月20日火曜日

ストロークUP その10

M.J.を交換してみました。CD50のスタンダード♯68では薄すぎましたので、一気に♯85をテスト。開け始めのグズ付きは取れ、中回転までスムーズに回り出しましたが、やはり高回転が回りません。次に、手持ちの中から♯75に変更。空ぶかしでは、下から上まで何とか回る様になりました。買い物の予定が有ったので、そのまま大津のアヤハDIOに向けて出発。(なんて無謀な!)
あっ!下が濃い!加速が悪い!・・・そのまま国道1号線へ、回らない!走らない!んんんんん。圧縮が全然足りない!!メーター42km~43km。んんんんん。どうしてくれよう!と思いながらも、逢坂山を越えアヤハDIO到着。買い物を済ませ、クリップを一段上げ薄くして帰路につく。んんんんん、悪くなりこそすれ良くはならずーっ。
CDをいじる度に、ダックスヘッドを引っ張り出す度に、どうしてもピストンに泣かされます。
ダックスヘッドを諦め、カブ90のヘッドを買えば簡単に解決する問題なんですが・・・結局、カネで解決?(どうしたものか、悩むなー)


2005年12月11日日曜日

ストロークUP その9

再度腰上をばらし、ベースパッキンを追加しました。




チェーンの張りはかなり良くなったんですが、肝心のカムタイミングがフライホイール側で10度ほどズレてます。多少はズレますが、こんなにはずれ無い筈なんですが・・・
考えれば考えるほど、クランクのタイミングスプロケットが怪しく思えてきたんですが・・・? 確認するにもクランクケースを割らなければならなくなりそうで、今の所深く考えない事にしましょう。




軽くキャブセッティングをして、何時もの小関峠までテスト走行してみました。ダメ。アイドリングはバッチリですが、開け始めにグズ付き中回転はまあまあ、高回転は回りません。50ccより走りません。最高速もメーター読みで55kmでした。クリップ位置をいろいろ変えてみたんですが、開け始めのグズ付きは取れません。
次回、マフラーを90用に交換して、もう少しキャブセッティングを詰めてみます。
また、圧縮が足りなくて高回転が回らないんだと思われますが、それも次回以降です。


2005年12月10日土曜日

ストロークUP 番外

カブ型エンジンをいじった事の有る方はご存知なのですが、それ以外の方に補足説明を少し・・・
なぜ、ダックス70のシリンダーとヘッドを使っているのにピストンを使わないのか?




左のピストンがダックス70(旧型エンジン)、右がCD50(新型エンジン)のピストンです。ピストンピンからピストンの肩までの高さがぜんぜん違います。これは、新型は旧型よりコンロッドの長さが3mm長くなってるからです。エンジンの外観は変わりませんが、コンロッドを3mm伸ばすことによって、ピストンを軽く小さくロスを少なくしたエコエンジンに生まれ変わったのです。また、ダックス70用は頭が盛り上がってますが、50用は凹んでます。これも、燃焼室を球形にする事で燃焼効率を上げ、燃費の向上になってるんだそうな。
ですので、ダックス(旧型)のピストンを新型に組み込むと、シリンダーから頭が飛び出しそれ以上組めません。反対に旧型に新型のピストンは組めますが、圧縮がめちゃめちゃ低くなるので、エンジンがかかるかどうか?
50と70は、ボア、ストローク、外観は一緒でも、新型と旧型の互換性は無いと思って下さい。それを、無理やり組み込んで遊んでるのが、ストロークUPシリーズなのさっ!


2005年12月3日土曜日

ストロークUP その8

一応組み上げてみました。
残念ながらカブ90用のマフラーは付けられませんでしたので、ブラケットを長穴にして50用を臨時に取り付けました。早急にCD90用に交換します。




エンジンをかけてみたのですが、全く回転が落ち着きません。チェーンの張りが弱く、カムタイミングが少しずれてるのとキャブセッティングでしょうが、今日は時雨模様で落ち着いて作業が出来ず、諦めモードです。今晩トライアル仲間の忘年会も有りますので、早々と切り上げました。




ご覧のようにスペーサーの上下にベースパッキンを入れたのですが、少しカムチェーンの張りが弱い。明日雨が降らなければ、もう一枚ベースパッキンを追加してみます。
肝心の圧縮はどんどん下がる方向ですが仕方有りませんね。この仕様で圧縮が駄目な場合は、スペーサーを薄くしてカムチェーンも短い物に変える予定です。
どうなりますことやら・・・


2005年11月27日日曜日

ストロークUP その7

秋の日はつるべ落し。エンジン搭載まで行ったのですが、残念ながら日没により完成出来ませんでした。
今日はオイルポンプ加工からです。ポンプの凸部分を0.6mm程ヤスリで削ります。




なんかサクサク削れ、あっと言う間に出来上がり。0.1㎜程削り過ぎたようですが、入れば良いので問題ありません。取り付けてみたらバッチリでした。




ポンプを加工するためにバラして気が付いたんですが、最近のポンプはカバーガスケットが入ってないんですね。最初はホンダが忘れたのかと思って入れようとしたんですが、P.L.を見たら確かに入ってませんでした。知らなかった。
次はピストンです。




なんちゃって70で使用してたピストン。かなりヤバイ状態です。バルブとプラグが当たってたんですねー。リセスが変な形をしてるのはカッターナイフとヤスリでリセスを彫ったからです。このピストン元はカブ70の物ですが、ノーマルストロークでダックス70のヘッドを使おうと、溶接で盛り上げた過去が有ります。その時に溶かしすぎて穴が開いちゃいましたーっ。それを溶接で塞いじゃいましたーっ。その肉盛りピストンでしばらく走ったんですが、やっぱり圧縮足りねー。回らねー。で、圧縮を上げる為ノーマルヘッドを加工して使用する事に、今度は圧縮を下げるのに削りまくりました。かわいそうなピストンです。このなんちゃって70仕様で1万数千kmは走ったでしょうね。しかし、ノーマルヘッドではパワーが出ません。どうしてもダックスヘッドを使いたい。47φで盛り上がったピストンが有れば良いのですが、そんな都合の良いピストンは見当たりません。結局、圧縮を上げる為にはストロークUPしか無いなと。
今回も、歴史の有る?このピストンを使います。kawaさんに貰ったダックス70シリンダーと、このピストンが全ての始まりですからどちらも外せません。




左がダックス70ヘッド、右がなんちゃって70ヘッドです。50cc用ですのでバルブも小さく真ん中に寄ってます。無理やり削ってるのが分かりますね。
今週は一応エンジン搭載まで行きましたが、少し気になる部分を残したまま組み上げました。3.9㎜厚のアルミから切り出したスペーサーが少し薄くて、ベースパッキンを一枚追加したのですが、もう一枚追加した方が良いようです。もう一度バラして追加するか、そのまま走ってみるか、キタコのタイミング変更カムスプロケを購入するか、カムスプロケを長穴加工してみるか、土曜日まで悩んでみます。


2005年11月26日土曜日

ストロークUP その6

良い日和に恵まれたので、いよいよ組み込みに入りませう。
ガレージの無い私め、バイクいじりはお天気任せなのです。今日も何時もの道端からお送りしましょー。先ずエンジンを下ろす為に邪魔な物や、先に取り外した方が楽な物をバンバン取っ払います。




左側になりますが、フライホイールとステーターも取り外してます。さらに、ストロークUPに伴い、スタッドボルトも交換しなければなりませんので、取り外して置きました。カジッてないか心配だったのですが、ダブルナットとバイスグリップを併用したら簡単に緩み一安心。




道端で開けられてしまったエンジン。今まではエンジン分解は部屋でやってたんですが、机の上がパソコンに占領され、エンジン整備が出来なくなりました。路上では雑になりそうで嫌なんですが、今回は仕方が有りません。しかし、いくら汚しても気にならない利点もあります。エンジン整備の主な作業は、汚れ落しとガスケットの除去ですからね。




掃除とガスケットを除去し、かるくオイルストーンであたり、カブ90のクランクを組み込みます。
ここで問題発生。元々疑問を感じてた所なので、そうかって感じなんですが、オイルポンプが付けられません。キタコのスピンドルシャフトは軸受け部分が細くなっており、真鍮のカラーを入れるようになってます。このカラーの抜け止め部分にポンプが当たり入らないのです。




0.5mmくらいでしょうか、浮いてます。オイルポンプもキタコ製を使う設定なのでしょう。
ここで日没。 撤収!撤収!! また明日、オイルポンプの加工から再開する予定です。


2005年11月12日土曜日

ストロークUP その5

ストロークUP その4を書き込んだ直後に、交換して貰う事になったC-70用ガスケットが送られてきました。B.P.アウトレットの素早い対応に感激です。今度はバッチリ。いつもの見慣れた形です。




GOLD WING Gasket OEM Gradeだそうです。下の方にはWARNING dust is dangerousなんて書いて有ります。そう、昔ながらのアスベスト含有ですね。気を付けて作業しましょう。


ストロークUP その4

ストロークUPするとマフラーを代えなければなりませんので、B.P.アウトレットのC-90用を取り寄せました。税込みで6,090円です。そのまま付けられるのかどうか解りませんが、価格に負けました。CD50の純正品と比べるとずいぶん軽く、薄い鉄板を使用しているようです。




上に有るのはC-90用のガスケットセットという事でしたので、同じく取り寄せた物ですが、有ろう事か二世代前のOHV用と言う事で、C-70用に交換して貰う事になりました。メールでのやり取りでしたが、なかなか丁寧な対応をして頂きました。感謝。これで、ほぼ部品が揃いました。後は、ホントは交換した方が良いんだが、どうしようかな?と言うレベルの問題です。
さあ、いつ組もうか・・・


2005年10月30日日曜日

ストロークUP その3




キタコのスピンドルシャフトが手に入りました。こんな小さな鉄の棒が2,300円もしますが、ホンダの純正部品を取り寄せ、自分で削る事を考えれば高くはありませんねぇ。




旧タイプの純正シャフト、9φと比べてみればその差は歴然。細いっ!細すぎるっ!ほんまに大丈夫かいな。ちょっと心配になる4φでした。カブ90のクランクでは6φで当たらない筈ですが、キタコのロングストローククランクはさらに2mmほどデカイようです。




ダックスのケースで仮組みしてみました。余裕のクリアランス確保です。スタンダードのクリアランスより1mm以上?余裕が有ります。問題はシャフトの強度だけですね。ホンダが9φで設計した物が、4φで持つのかしらん。どうしても、ちょっと心配。


2005年10月29日土曜日

ストロークUP その2




以前に揃えていた部品です。結構揃ってますが、まだヘッド回りのガスケット等が足りません。大物部品では、CD90用のマフラーを手に入れなければならないんですが、純正にしようかBPアウトレットのカブ90用(社外品)を注文しようか迷ってます。
ボアUPキットが結構なお値段ですので、貰い物や拾い物で安~く排気量UPをしようと目論んでいたんですが、結構部品代が掛かりますねぇ。




8.1mmのストロークUPですので、その半分の4.05㎜シリンダーを上げなければなりません。4mm厚(正確には3.9㎜)のアルミ板から、糸鋸とドリルでスペーサーを切り出しました。4.05-3.9で後0.15mm足りませんが、ピストンを削る事で対処できますので、良しとしましょう。
ま、こんな所が現在の進行状況です。



2005年10月24日月曜日

ストロークUP




左が貰い物のカブ90(ストローク49.5mm)のクランク、右が拾い物のダックス70(ストローク41.4mm)のクランクです。8.1mmのストロークUP。私のCDなんちゃって70に組み込めば85ccになります。何としても組み込みましょう。しかし、問題が!直径が3mm大きい!クランクを削らなければーっ!と思い、しばらくしまい込んでました。それを引っ張り出しシゲシゲと見てたら、んっ!クランクの当たる部分だけ、スピンドルシャフトを削る方が簡単じゃん。これなら、加工屋さんに持ち込まなくても自分で出来る。よしっ!ドリルにくわえて、オイルストーンで気長に削ればいける!早速加工用にスピンドルシャフトを注文しよう。




クランクの下にある穴にスピンドルシャフトが通りますが、1.5mm程隠れてます。シャフトが9φですので6φまで削ればいいのだー。
と、ここで、キタコのロングストローククランクは何mmなのか気になり、カタログを覗いてみたら、ふむふむ51mmか、カブ90の流用じゃ無いのね・・・
ゲッ!スピンドル交換って書いて有るーっ!!
そうだったのです。キタコも同じ事を考え、スピンドルシャフトを作ってたんです。直ぐに、キタコのスピンドルシャフトを注文した事は言うまでもありませんね。
まだ少し足りない部品が有りますので、組むのは11月頃になるかもしれませんが、追って書き込みますので気長にお待ち下さい。


2005年9月18日日曜日

ニードルの半段セッティング

この間、ニードルセットを交換したCD50のクリップ位置を、半段分薄くしました。交換前は一番上でも濃かったんですが、交換後は上から2段目で乗ってました。しかし、アクセル全開からアクセルOFF、もう一度アクセルを開いた時にボコつき気持ち良く回りませんので、半段クリップ位置を上げ薄くしてみます。




この方法は以前から行われているので、詳しい説明はいらないと思いますが・・・

用意する物はM2用のワッシャーだけです。




2段目にしてたクリップを一番上に持っていき、M2用のワッシャーを入れるだけ、これで1段半のセッティングになりました。




後は元通りスロットルバルブに組み込めば完成です。
今回は、ピンが細くてM2用のワッシャーがすんなり通りましたが、普通はピンの方が太くて、ヤスリでワッシャーの穴を広げなければなりません。M2用より大きいワッシャーでは、スロットルバルブの凹みに入りませんので、根気良く穴を広げるしかないのです。


2005年8月11日木曜日

ニードルセット交換




今まで、ニードルピンをハンダメッキして誤魔化してたんですが、とうとうCD50のニードルセットを交換しました。走行距離は49847kmですが、メーターの作動してない距離が5000km位ありますので、実質55000km前後だと思います。

まず、ジェットやホルダーの邪魔になる物を取り外し、スロットルバルブ側からニードルジェットを押し出します。







2枚の写真とも、左側が古いニードルジェットです。
良く分かるように、新品のニードルピンを差し込んでみました。明らかに飛び出してる量が違います。これにプラスしてピン側もヤセテるんですから、セッティングが濃くなるのは当たり前ですね。
新しいニードルを放り込み、元通り組み立てれば完成。
これで、あと50000kmは走れる?